デビュー9年目のBIGBANGの韓国ファンダムを死守するための緻密な作戦

2014-01-26 09:45 pm
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[TV리포트=김예나 기자] いつの間にデビュー9年目となった。2006年、アイドルグループとしてデビューしたBIGBANGは、アジアの音楽市場を掌握する韓流スターへと成長を遂げた。5人が揃った完全体としての活動とソロ活動を掛け持ちで行いながら、これまでメンバーの離脱もなくグローバルスターになった。海外での活動を盛んに行っているBIGBANGだが、歳月が過ぎると共に韓国のファンダムを拡大している。彼らは韓国のファンダムを死守するための緻密な作戦を持っていた。

1月26日午後、ソウルオリンピック公園体操競技場でBIGBANGの単独コンサート「2014 BIGBANG +α IN SEOUL」が開催された。1月24日から3日間行われたコンサートで、BIGBANGは延べ3万6千人(1回当たり1万2千人)のファンを集めた。大型スクリーンを中心に、各種の移動舞台やT字型の突出した舞台、リフトの設置などでその華麗さを増した。

BIGBANGは『Haru Haru』をはじめ、『Blue』『Bad Boy』『ガラガラ Go』『HANDS UP』などのヒット曲を相次いで披露した。およそ1年ぶりに韓国のファンの前に姿を現したBIGBANGは、5人が揃ったステージはもちろん、V.I、D-LITE、SOL、G-DRAGON、T.O.Pの個別ステージも準備した。BIGBANGのアルバムとは異なりそれぞれのメンバー個性がそのまま感じられる「コンサートの中のミニコンサート」だった。

◆ どんな時でもBIGBANGはBIGBANG

BIGBANGが、活動9年目の歌手であるにもかかわらず新しいステージを披露し続けることが出来たのは、全く異なる6つの魅力があるためだ。BIGBANGの完全体とはまた別に、メンバー5人が皆個別にリリースした曲を持っているからだ。これらの曲は全て音楽配信チャートで1位に輝き大衆的な曲となった。

そのうちV.Iが、ソロステージのスタートを切った。『Let‘s Talk About Love』『GOTTA TALK TO YOU』『WHAT CAN I DO』を歌い、親しみのある雰囲気をアピールした。続いてD-LITEは『Wings』と『Joyful』で愉快なステージを披露した。

パワーダンスを駆使するSOLは『Don‘t Cheat On Me』『Wedding Dress』『RINGA LINGA』で雰囲気を盛り上げ、G-DRAGONは『CRAYON』『CROOKED』で他の人は真似できない独歩的なステージを披露した。ソロステージの最後はT.O.Pが飾り、『Turn It Up』『DOOM DADA』を披露しステージを終えた。

 

◆ 韓国でスタートしたデビュー9年目のグローバルスター

およそ1年ぶりに韓国コンサートを開催したBIGBANGの気分は最高潮に達していた。久しぶりに韓国のファンと会うという事に心踊る気分を隠せずにいた。舞台の全般にかけて「韓国舞台に立った」ということについて触れながら、より大きな歓声を誘導した。メンバーは韓国ファンの情緒に合わせ、流行語などを使いテレビ番組での活動について触れながら親近感を高めた。

BIGBANGは、久しぶりにファンと会った記念としてデビュー初め頃に発表した曲を相次いで歌った。「最近ファンになった方は知らないかもしれません」などと冗談を言いながらBIGBANGは『A Fool Of Tears』をはじめ『La-La-La』『BIGBANG』『Shake It』のステージを見せた。また、2006年のデビュー当時からこれまでの活動を映像で流しファンに一風変わった楽しさを与えた。

韓国のファンから始まった人気であるだけに、BIGBANGはファンに感謝の気持ちを伝えようとした。再び5人でステージに立ったBIGBANGは『Tonight』『Feeling』『Last Farewell』『Fantastic Baby』などのヒット曲パレードで客席を熱狂させた。

BIGBANGは「実は、今回のコンサートは日本のドームツアーのために設けた。しかし日本で色々な方に会ってから思ったことがある。韓国のファンが思い浮かんだ。海外のファンは僕たちに新しく出来た家族。けれども、BIGBANGが世界で羽ばたくことが出来たのは韓国のファンのおかげ。これからも皆様が誇らしいと思えるBIGBANGになりたい」とありがたい気持ちを伝えた。

BIGBANGは今年の夏、新しいフルアルバムをリリースするという計画を伝えながらファンに丁寧にお辞儀をし、彼らの心を伝えた。韓国のファンのためのアンコール舞台を追加で準備したBIGBANGはコンサートに再び熱気を吹き込んだ。

2014. 1. 26.