7人のメンバーが全員確定したiKON、WINNERと異なる魅力は?
[텐아시아 = 최보란 기자] YGエンターテインメント(以下「YG」)の新しいボーイズグループiKONのメンバーが全員確定した。
11月4日から6日まで、YGの公式ブログを通じてク・ジュンフェ、ソン・ユンヒョン、チョン・チャヌがiKONメンバーとして順次発表された中、6日夜放送されたケーブルチャンネルMnet「MIX&MATCH」の最終話では待望の最後のメンバーとしてキム・ドンヒョクが選ばれ、iKONになる7人の主人公が全員公開された。放送直後、YGの公式ブログにもキム・ドンヒョクの合流を知らせるポスターが掲載された。
YGはMnet「WIN:WHO IS NEXT」を通じてボーイズグループWINNERを成功裏にデビューさせた。彼らは番組を通じて実力を認められ、デビュー前からファンダムを形成し、新人グループとしては異例の音源成績を上げ華麗にデビューした。
今回の「MIX&MATCH」も「WIN」に負けないほど大きな人気を得て、大盛況の内に幕を閉じた。番組の人気は、新人グループiKONの人気と比例している。「WIN」と「MIX&MATCH」を経て熾烈な競争で勝ち抜いたメンバーへの信頼も高まっただけでなく、番組を通じてWINNERとはまた異なるカラーを見せ、期待を高めた。
iKONより先にデビューしたWINNERの戦略は「予想外戦略」だった。YGが見せてきた音楽はヒップホップにその基盤を置いているが、WINNERの音楽は切なく感性を刺激するものだった。また、ボーイズグループであるだけに、WINNERがダンスジャンルでデビューするという意見が多かったものの、WINNERはダブルタイトル曲で二曲ともミディアムテンポの曲を選び、新鮮さを与えた。
またデビューアルバム『2014 S/S』に収録された計10曲の作詞・作曲に参加し音楽的な才能を発揮、強い印象を与えた。タイトル曲の『empty』で9つのリアルタイム音楽配信チャートで1位を獲得しただけでなく、収録曲で上位10位を埋め尽くすなど存在感を見せた。
これに比べiKONはよりヒップホップの感じが強い。先にiKONメンバーとして確定したB.IとBOBBYはMnet「SHOW ME THE MONEY3」とEPIK HIGHの曲『BORN HATER』などに参加し、ヒップホップの色を強く表した。
B.IはTEAM Bのリーダーとしてチームをよくリードしており、優れたラップの実力に作詞・作曲能力でヤン・ヒョンソク代表に「第2のG-DRAGON」という評価を得ている。BOBBYは「SHOW ME THE MONEY3」で錚々たる競争者を押さえ優勝を獲得、実力でアイドルへの先入観を打ち破った。
一方、彼らとチームを組むメンバーは自分たちならではの、多彩な歌声と魅力を持っておりどんな調和を成すか期待を集めている。
Bチームの最年長者キム・ジンファンは女心をくすぐる感性的なボイスで、そしてク・ジュンフェはハスキーなボイスに背が高く、ダンスにも長けていて注目を集めている。ク・ジュンフェはSBS「K-POPスター」出身で、当時「極賛」というチームを結成、本選まで進出した。またSBS「スターキング」で「13歳のマイケル・ジャクソン」として出演した経験もある。ソン・ユンヒョンは甘い歌声を持っているカッコいいビジュアルで存在感を現してきた。
今年で16歳、一番若いメンバーとして合流することになったチョン・チャヌは遅く合流したにもかかわらず、生まれ持った実力に習得力もよく、早く適応した。またチョン・チャヌは「大王世宗」「花より男子」「カインとアベル」「相続者たち」などで子役や助演として出演し、俳優としての経験も持っている。そして最後のメンバーとして確定したキム・ドンヒョクは優れたダンスに美声ボーカルで注目を集めたのだが、ピアノやドラム、ギター演奏もできるという。
ついに揃ったiKON7人のメンバーは、iKONとしてYGボーイズグループの系譜を継ぐ。彼らは15日~16日から行われる日本5大ドームツアー名古屋舞台のオープニングアクトを努め、デビューに向けた第一歩を踏み出す。
2回のオーディションを経て、より徹底的に実力を検証され確固たるファンダムを築いたiKONであるだけに早くから彼らのデビューに関心が集まっている。果たして彼らはどんなコンセプトで音楽業界にデビューするのか、先にデビューしたWINNERとはまたどんな異なる魅力を見せてくれるのか、期待できる。
2014. 11. 7.