BIGBANG、専門家が見た1週間音源1位の理由、「音楽でファンダム乗り越え」
[스타뉴스=길혜성 기자] 約3年ぶりに新曲を発表し、K-POP界に戻って来たBIGBANG(G-DRAGON、T.O.P、SOL、D-LITE、V.I)が1週間音源チャートで1位を占め、ロングランの兆しを見せている。
BIGBANGは、5月1日午前0時、新アルバム『MADE』の収録曲『LOSER』と『BAE BAE』を発表し、公開直後国内10大音源チャートで1位を総なめした。特に『LOSER』は公開1週間後の7日午前現在もMelon、Genie、Monkey3、Naver Musicなど国内の主要音楽サイト4ヶ所のリアルタイムチャートで1位を占め、1週間首位を守っており、さらに注目を集めている。
『LOSER』は、自分自身のことをLOSERと称する男たちのストーリーを覚えやすくて悲しいメロディで歌った曲である。同曲はBIGBANGならではのR&B感性にヒップホップ的な感性を加えた曲である。
『BAE BAE』は恋人との愛が今のまま美しくありつづけることを願う気持ちを盛り込んだ曲である。また、BIGBANGならではのスタイルを表現した歌詞とサビが印象的である。
では、専門家の思うBIGBANGの新曲が1週間音源チャートで首位を守っている理由は何だろうか。
大衆音楽評論家であるカン・テギュ氏は、7日午前スターニュースとの取材で「『LOSER』と『BAE BAE』から分かるようにBIGBANGは音楽においては自分のファンダムだけを考えたりはしない」と述べた。
カン氏は、「BIGBANGは音楽的な大衆性を備えているが、それは他のアイドルとは一線を画すものがある」とし、「ファンダムだけでなく、ファンではない人まで彼らの曲を聞くようにするのがまさにBIBANGの力であり、今回の新曲にもそのようなことが表れている」と評価した。
また、同氏は「アーティスト1人満足する音楽、ファンダムだけのための音楽は結局生き残れない」とし、「BIGBANGは音楽でファンダムを乗り越えており、それに音楽やビジュアルトレンド、そしてサウンド的な面も上手く際立たせている」と明らかにした。
そして「もしBIGBANGのことが好きじゃなくても彼らの音楽だけは聞くようにし、ファンダムを拡大し続けているのが今のBIGBANG」であると強調した。
SBS『K-POPスター』の演出者パク・ソンフンPDは、「『LOSER』は落ち着いたメロディにBIGBANGの洗練されたサウンドを加え、童歌的な感性も盛り込まれている」とし、「韓国人が慣れ親しんでいる感性を表現したようだ」と述べた。パクPDは、「『BAE BAE』はバラード的な曲だが、それにBIGBANGらしいラッピングで彼らの個性を加えた」と説明した。
同氏は、「最近の人は感性的な曲にもっと耳を傾ける傾向があるが、BIGBANGは新曲に感性的な面を盛り込んだ」とし、「以前のBIGBANGは、K-POPグループらしく世界人の感性に触れることを重視していたとすれば、今回は韓国人の感性に触れることに焦点を当てたようだ」と付け加えた。
果たしてBIGBANGの1位がいつまで続くのか関心が集まっている。
一方、BIGBANGは7日発表された公認チャートガオンチャートの最新週刊(4月26日~5月2日)チャートでも『LOSER』でデジタル総合およびダウンロードチャート1位を記録し、『LOSER』と『BAE BAE』が収録されたシングルアルバム『M』ではアルバムチャート1位を獲得、合計3冠王を取った。
2015. 5. 7.