[単独]9月15日にデビューするiKON、BIGBANGの次の出番と決め[YGのヤン・ヒョンソク代表とのインタビュー]

2015-07-22 01:20 pm
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[OSEN=손남원 기자] 完全体BIGBANGの5ヶ月連続新曲発表プロジェクトで2015年の歌謡界を総なめにしているYGが、その次の出番として新鋭iKONをデビューさせる。9月15日と、出撃する日付まで決まっている。iKONはその選抜過程やBOBBY、B.Iなど個別メンバーの活躍によってすでに強いファンダムが形成されているYGのボーイズヒップポップグループである。

iKONのデビューニュースは偶然確認された。HIGHGRNDのHyukohとの契約ニュースが次々と出されていた今週始め、YGのヤン・ヒョンソク代表に幾度となくメールを送った挙句つながった電話インタビューで、「iKONデビュー日確定」というスクープを得た。当時、ヤン代表は会議をするためニューヨークに滞在していた。一応、BIGBANGの新曲スケジュールやYGが次に出す歌手がiKONなのかWINNERなのかについて聞いた。

それに対し、ヤン代表は「9月1日までBIGBANGが毎月新曲を発表する予定で息つく暇もなかった。MVを2編ずつ撮るのは簡単なことではない。そのためiKONがBIGBANGとスケジュールが重ならないように調整するしかなかった。9月15日にデビューする」と日付まで決めiKONの出撃を宣言した。

ヤン代表は「(iKONが)ボーイズグループとしてヒップポップに重心を置くアイドルグループであるため、YGとしてはBIGBANGの次に出る意味が大きい。最善を尽くしてロンチングした」とし、「iKONとWINNER、各チームが私に持ってきた自作曲がそれぞれ50曲に達する。デビュー9年目のBIGBANGといえば、いつでもすぐ発表できるような曲を作るレベルになった。そんなBIGBANGも数年前には新曲を作ったが私にしばしば「バツされた」というエピソードを番組で明かしたことがある」と彼特有の高笑いをした。

「WINNERとiKONはまだ成熟してはいない。合計100曲全部バツだったが、その中で何曲ずつ選んで作り直している。それが二つのグループがBIGBANGのように長く愛されるグループになるための基盤だと思う。今までYGを育てる過程で私が最も大事に思ってきたのが所属ミュージシャンが自分が歌う曲を自ら作る能力を見につける教育だった。iKONとWINNERもその部分で差別化しなければならない。自分の服を自ら裁断して着るからそれ以上嬉しいことはないでしょう」と聞き返した。

また、YG所属歌手であるTABLOが作ったヒップポップ独立レーベル「HIGHGRND」に対するヤン代表の意見も述べた。「YGは後ろで(HIGHGRND)を支援するだけで、会社の運営や音楽については一切口を挟まない、いや挟めない」と強調した。

実際、1997年にヤン代表が立ち上げたYGもスタートは国内最小のヒップポップ専門レーベルだった。彼は「私がJINUSEANと1TYMを制作していた1997年、1998年に今のYGのような環境とインフラが備わっていたならば、もっといい結果を出せたはずなのに、と最近よく思っている」とし「TABLOのHIGHGRNDを全面的に支援し支持するようになったきっかけだ」と打ち明けた。

「エンターテインメント事業だけでなく、全ての分野がそうであろうが、YGも事業を立ち上げて初期6~7年間は経験や資金不足などで厳しかった。JINUSEANや1TYM、SE7ENなどを連続的に成功させたが、毎月社員の月給日が心配だった頃です。そのため、制作に関心があり才能を持つ後輩が(YGが初期に経験したような)問題を抱えないようにサポートしたい。気楽に働ける環境で音楽だけに集中するように、彼らが独自に自分のレーベルを育てるよう支援し見守るのが自分の夢であり目標だ。」

そんなヤン代表の1番目の挑戦がまさにHIGHGRND支援である。そのHIGHGRNDが最近、MBCの看板バラエティ番組「無限挑戦」を通じて一躍スターになったHyukohを1番目のアーティストおとして迎え入れたことが21日に公開されて大きな話題を集めた。

「Hyukoh」は、ボーカルのオ・ヒョク、イム・ドンゴン(ベース)、イム・ヒョンジェ(ギター)、イ・イヌ(ドラム)で構成されたバンド。『Wi Ing Wi Ing』、『Comes And Goes』など、自分ならではの独歩的な音楽やファッション感覚で新しい領域を作っており、インディーズシーンやセレブの間で話題となり急成長している。

HyukohがHIGHGRNDを選択したきっかけはTABLOと互いの音楽が気に入ったのだ。以前から自分が進行するラジオでHyukohの音楽をしばしば紹介してきたTABLOは、最近共に公演を準備する過程で友情を築いてきた。音楽的に交流する間、お互い目指している方向が一致していることを確信したHyukohがHIGHGRNDに合流することを決めたことが分かった。

特に、アンダーグラウンドからスタートし、12年間自分ならではの個性でEPIK HIGHを引っ張り、ナオル、イ・ソラ、ロックバンドのNELLなどのシンガーソングライターと地道に交流してきたTABLOであるため、Hyukohが持つ独創性や自立性を尊重する良いパートナーになると期待される。

ヤン代表はHyukohがHIGHGRNDに合流すると後で聞きすごく嬉しかったという。「お話したように、YGは彼らをサポートするだけだ。全てのアーティストの音楽関連活動や会社運営及び決定はHIGHGRNDが独自に行う方式だ。今のYGが存在するまでは18年がかかったが、後輩たちの独立レーベルが成長するスピードは遥かに速いと確信する。HIGHGRNDはその始まりであるだけで、YGはこれから数多くの後輩たちのレーベル設立を積極的にサポートし、厳しい国内のアンダーやインディーズシーンの音楽的環境をアップグレードすることに一助したい。 

2015. 7. 22.