「デビュー」WINNER、強力な存在感を発揮
[OSEN=선미경 기자] YGの新人グループWINNERが高い期待を満たす結果をあげ、デビューと同時に存在感を発揮している。
WINNERはBIGBANGや2NE1などが所属しているYGエンターテインメントで、BIGBANG以来9年ぶりにデビューさせるボーイズグループ。デビューする前、ケーブルチャンネルMnetサバイバル番組「WIN:Who Is Next」で人々が直接選んだチームである。
WINNERは、YGエンターテインメントでデビューするという理由だけで大きく注目された。それだけでなく、「WIN」を通じてデビューする前から幅広いファンダムを形成し、自作曲を通じて早くから能力を認められた。「カムバックのようなデビュー」といわれるほど大きく注目されてきたWINNERに対する期待も高かった。
WINNERは高い期待に応えた。12日0時に公開されたデビューアルバム『2014 S/S』の公開と同時にタイトル曲『EMPTY』が国内最大音源サイトであるMelOnを始めとし、Mnet、Bugs Music、Soribada、Genie、Olleh Musicなどで1位となった。また、いくつかのサイトでは1位から10位までを収録曲が埋め尽くした。
デビューアルバムが音源チャートを総なめにするのは新人グループとしては非常に稀なことだ。特にチャート上位を独占するのはトップ歌手らも達成しにくい記録で、WINNERは新人としては注目されるべき成果をあげた。
特に、今回のアルバムはメンバーらが直接全曲の作詞・作曲作業に参加した面で意味が大きい。メンバーらは今回のアルバムに収録された10曲の作詞や作曲を担当し、音楽的才能を発揮した。デビューの時期を延期し、長い間デビューの準備に取り組んできた努力が実ったわけだ。
『EMPTY』は恋人と別れた後の空しさを表現したラップで構成されたヒップポップ曲で、ソン・ミンホが作詞した。ダブルタイトル曲の『COLOR RING』はカン・スンユン、ソン・ミンホ、イ・スンフンの3人のメンバーが一緒に作詞をし、リーダーのカン・スンユンがメインプロデューサーとして活躍した曲だ。これで、シンガーソングライターとしても位置づけられた。
また、WINNERのデビューは格音源サイトだけだなくポータルサイト、エンターテインメント関連掲示板などでも大きな話題となっている。音源が公開されてから、各ポータルサイトの検索キーワードで1位にランクし、「WINNER EMPTY」「WINNER COLOR RING」などが検索キーワード上位を占め、WINNERのデビューに対する期待の高さがうかがえた。
ミュージックビデオでも洗練された感覚が注目された。2曲とも別れの悲しさを描いたものであるが、それぞれ異なる感性を表現し人々の心を動かしている。『EMPTY』が別れた後の空しさを表現した曲であれば、『COLOR RING』は愛する恋人に対する自分の行動を後悔し切ない心を描いた曲である。また、洗練された背景や別れた後の感性をメンバーらの成熟した魅力で演技し目を引く。特に、ナム・テヒョンは『COLOR RING』ミュージックビデオの撮影中、こみ上げて嗚咽する演技を見せ深い印象を残した。
ちなみに、WINNERは今月15日ソウルジャムシル総合運動場の主競技場で開かれる「AIA REAL LIFE : NOW FESTIVAL 2014」の「YGファミリーコンサート」で公式デビューを果たす。
2014. 8. 12.