[ＴＶ ズームイン]「ＭＩＸ ＆ ＭＡＴＣＨ」初放送、彼らの切なさが感じられましたか？
[TV리포트=김가영 기자] ソルアク山を越えたらハンラ山がある。「ＭＩＸ＆ＭＡＴＣＨ」メンバーにとってデビューはそれほど高く険しい山のようなもの。泣きっ面にハチで、ライバルまで増えた。デビューだけを目指してきた９人の少年が縦走を始めた。
今月１１日、ＹＧエンターテインメントがニューボーイズグループを選抜するサバイバル番組、Ｍｎｅｔ「ＭＩＸ＆ＭＡＴＣＨ」が初放送された。それに先立ち、ヤン・ヒョンソク代表は２０１３年「ＷＩＮ」でデビューを果たすことができないＢチームに対して、解散またはメンバーを入れ替えると話した。ヤン・ヒョンソク代表は「ＭＩＸ＆ＭＡＴＣＨ」を通じてＢチームのメンバーを入れ替えることにした。
ヤン・ヒョンソク代表は「サバイバルがそんなに好きなのか」という質問に対し、「サバイバルが好きというよりは世の中が競争からなっている。厳しい歌謡界で歌手は歌で競争する。これから活動する５年、１０年の間、彼らについて知ってプロデューシングする上でバトル番組がいいきっかけになると思う」と番組の企画意図を明かした。
２０１３年、「ＷＩＮ」以降デビューを果たすことができなかったＢＯＢＢＹは「本当にステージに立ちたかった。ステージ上で感じる幸福感を忘れられなかった。何かをしたかったが、やるところがなくてつらかった」と話した。ク・ジュンへも「空しさを癒すため練習に集中した。熱心に準備してきたことを見せたかった。そのためさらに練習した」と近況を公開した。
それに続き、Ｂチームが練習する姿が公開された。彼らについて世界的なダンサーらは「デビューをすれば、単に歌を歌ってダンスを見せるより、実力のあるダンスができれば非常に高い強みになるだろう。すでに相当なレベルに達していて驚いた」とＢチームの実力を高く評価した。
事務所の先輩歌手であるＥＰＩＫ ＨＩＧＨも「ＢＯＢＢＹがＥＰＩＫ ＨＩＧＨアルバム収録曲のフィーチャーリングをした。プロと一緒に曲作業をしても問題ない。プロよりうまいかも知れない」とＢＯＢＢＹの実力を評価した。また「切なさが感じられた。情熱でカバーできる彼らだけの姿がある」と話し、Ｂチームの情熱について説明した。
ヤン・ヒョンソクはＢ.Ｉについて「ＢＩＧＢＡＮＧのメンバーたちやプロデューサー皆Ｂ.Ｉが好きだ。他の人にはないリーダーシップがある。自作曲も期待以上の結果が出た。そのため、期待される」と話し、Ｂ.Ｉの価値を高く評価した。Ｂ.Ｉは「チームを守る方法は、いい自作曲をたくさん作ることだ」とデビューに対する切なさを語った。
デビューだけを目指してきたＢチームにもチャンスができた。新しいプロジェクトが始まった。幸運か不幸か。彼らのデビューにはサバイバルというまた新しい関門ができた。しかも、６人メンバーのＢチームに新たに３人の練習生が加わった。デビューするのは７人。２人はデビューから遠くなる。
ヤン・ヒョンソク代表はＢチームに「韓国を越えて世界舞台で競争しなければならない。そのためチーム名をｉＫＯＮにした。ｉＫＯＮ、韓国を代表するチームになってほしいという願いでＣをＫに変えた」と説明した。Ｂチームのメンバーは新しいチーム名を聞いて嬉しい表情を見せた。しかし、サバイバル番組の始まり、新しいメンバーの投入の話を聞いて戸惑った。
Ｂチームのメンバーたちは「他のメンバーが加わるとは思えなかった。僕たちはいつも６人と思ってきた」と難色を示した。その反面、ヤン・ヒョンソク代表は「チームワークを見たい。また、Ｂ.ＩとＢＯＢＢＹがどのようにチームをリードしていくか、もう一度見てみたい」と話した。新たに加わったメンバーは１８歳のチョン・ジンヒョンと子供俳優出身で１７歳のチョン・チャンウ。２人もＢチームに劣らない情熱を持ち、デビューを待っている。しかし、長い間チームワークを固めてきたＢチームにとってその２人は歓迎できる存在ではなかった。
Ｂ.Ｉは「嫌だった。僕たちいつも６人でのデビューを思ってきたから(新しいメンバーが)気に入らなかった。 チームワークが強みだったのに、それが悪化するか心配だ」と正直な心境を話した。ＢＯＢＢＹは「僕たちと個性が合うかどうか気になる。また調和をなすことができるか心配だった」とし、ク・ジュンへは「彼らにとってはいいチャンスだが、僕たちにとっては居場所を奪おうとする存在みたい。気まずい」と表現した。しかし、６人、そして来週に公開されるメンバーまで合計９人は競争をする前一組になってステージを見せなければならない。
デビューを目指している９人の少年たち。彼らは競争に慣れているが、逃れたい装置である。しかし、再び競争という沼に落ちている９人。今後、彼らがデビューのためどのように成長するか、果たして競争の前一つになれるのか、最後の７人は誰なのか、注目と期待が寄せられている。
2014. 9. 12.
