「カムバック」YOON「ボーカルリスト」という一言でも「満足」

2022-03-14 10:48 am

[서울경제=추승현 기자] グループWINNERのYOONがソロとして戻ってくる。

14日午後6時、YOONはソロ新曲である『BORN TO LOVE』を発表する。

『BORN TO LOVE』は美しかった恋の記憶ほど、別れることを受け入れられず不安な感情を表現した曲で、主に自分のストーリー率直に聞かせてくれたYOONが今回は哀切な物語の主人公になって歌った。

YOONは「これまで発表した曲とは異なる新しいスタイルの音楽を試みた」とし、「自分の裏面にあるまた違う魅力を見せたいと思う」と伝えた。

▲次はYOONとの一問一答

Q. 約1年ぶりに発表するソロ新曲だ。カムバックする感想は?

A. WINNERとしてカムバックする前にファンのためのサプライズなプレゼントができてうれしい。早くINNER CIRCLE(ファンダム名)に新曲で活動する様子を見せたかった。いろいろな活動をしているが、ファンたちが一番好きなのは何としても本業である音楽をするYOONだと思う()

Q. 『BORN TO LOVE』を初めて聴いたときの感想は?

A. 初めて聴いたとき惚れた。ジャンルを表現すれば、YG特有のトレンディーさが加わった感性的なRB。自分が発表したことあるロックやフォークベースの曲ではなく、このようなスタイルの声も聞かせたかった。(作詞・作曲者である)TREASUREのYEDAMやプロデューサーたちにも自分に似合う曲だと言われて作業するようになった。

Q. プロデューサーYEDAMとの相性は?

A. YEDAMとは長い間一緒に音楽作業をしてきた。お互い相手の声が持つ長所をよく知っているから、いいシナジーがあると思った。何より、YEDAMは本当に実力がいい。いつも、トレンディーに作曲ができると思ったが、今回は作詞実力にも驚いた。歌詞に込められた感情の深さが感じられる。別れた恋人にそっけなく言葉を伝えると思ったら、急に本当の心をさらけ出す部分がある。

Q. これまでは自らがプロデューサーでありアリシンがソングライターとして活躍してきたが?

A. 新鮮だった。OSTを除けば、他人の曲を受けて作業したことがあまりない。自分がプロデュースする曲は作る過程で正解を見つけるが、今回はすでに方向が決まっている状態だった。ボーカルリストとしてその答えに到達する過程が新しく感じられた。オリジナルな感じを最大限維持しながら自分の個性も表現できるように努力した。コーラストラック、アドリブ、ブリッジパートなどのメロディーは自分のボーカルの表現方式に合わせて少し変奏した。

Q. MVのストーリーが気になる。

A. 別れた恋人の感情を演技した。女性との切ない離別の演技は初めてだったが、激烈な感情が必要な部分が多かった。日頃、腹を立てるスタイルではないため、もっと新鮮な経験になった。また、やったことのない演技をして、解消される部分もあった。実際、MVの演技は簡単なことではない。台本もなく、アドリブで表現しなければならないシーンもある。パートナーと息を合わせて演技した。この場を借りて感謝の心を伝えたい。

Q. 1stソロフルアルバム『PAGE』と差別されることは?

A. 『PAGE』は1stソロアルバムだったので、「人間、カン・スンユン」をコンセプトにし、本当の自分の物語を聞かせることに集中した。その反面、今回の新曲は一人の「俳優」になった気持ちで作業した。『BORN TO LOVE』が長い間愛してきた人との別れ話であるだけに、一遍の短い映画かドラマだと理解した。没入してもう一つの裏面を引き出し、キャラクターを作り上げた。自然とビジュアルやコンセプトにも変化を与えた。優しいYOONだけでなく、もう一つの自分が持つ魅力を見せ、次の音楽に対して期待させたい。

Q. ビジュアルコンセプトが目を引く

A. まず、ヘアスタイルを変えた。明るく落ち着いた感じよりは、一層冷たくてシニカルにポイントを入れたかった。衣装も単に華やかなものより、力を抜いて自分の中に隠れている退廃的な美しさを引き出そうと苦心して選んだ。特に、ジャケット撮影からMVまで同じタトゥーを描いたが、毎回同じ位置に描くのが大変だった()。スタッフたちと積極的にアイデアを共有しながらコンセプトを作っていった。

Q. 今回のソロ活動を一言で表現すると?

A. ボーカルリスト、カン・スンユン。その一言を言われたら満足でき感謝すると思う。自分の声のスペクトルを確認してみたかった。『PAGE』ではアルバムの流れを考えて、全体的に同じボーカルのトーンを維持したが、『BORN TO LOVE』はより自由に、多様なスタイルで歌った。サビで「I WAS BORN TO LOVE YOU」部分のファルセット処理や最後のハミングをよく聞いてほしい()。ボーカルリストとして多彩な魅力を披露したい。

Q. ソロカムバックに加え、グループのコンサート準備まで、目が回るほど忙しい日々を送っていると思う。

A. 当に忙しい。しかしむしろ楽しんでいる。ソロ活動、コンサート関連コンテンツが一つずつ公開されるたびに、幸せになるファンたちを考えれば、自分までウキウキしてくる。

Q. WINNERの舞台を待っているファンたちのため、少しコンサートについてネタバレしてほしい。

A. 初公開される舞台が多いと思う。WINNERの曲からソロ曲まで。それ以上は現場に来て確認しなければならない()。膝を突き合わせてアイデアを練っている。WINNERにとっても久々のコンサートであり、情熱も、アイデアも溢れている。昨年自分のソロコンサート準備の時とは全く雰囲気が違う。まず、メンバーたちと一緒に準備するため、本当に力強くエネルギーが出る。舞台でも一人ではないから力になる。

2022. 3. 14.