ＴＡＢＬＯ、「スーパーマン」、「ＳＨＯＷ ＭＥ ＴＨＥ ＭＯＮＥＹ」まで、「ハルのお父さんの全盛期」
[enews24 김지연 기자] 最近ＴＡＢＬＯは「隔世の感」という言葉を実感しているだろう。一時は、音楽の才能に誰もが羨ましく思うほどの学歴で、デビューと同時に芸能界で注目を集めたが、いつからかそれが足かせとなっていた。ＴＡＢＬＯの米国スタンフォード大学の学歴が槍玉に挙げられ、彼は厳しい時期を送った。
過酷な時間の中で、彼は一人の女性の夫となり、父となり、人生最大の嬉しさを感じた。そして、２０１４年、ＴＡＢＬＯがミュージシャンとして、熾烈にこの時代を生き抜いている一人の人間として私たちのもとに戻ってきた。
娘のハルとはＫＢＳ ２ＴＶのバラエティ番組「ＨＡＰＰＹ ＳＵＮＤＡＹ－スーパーマンが帰ってきた」（以下「スーパーマンが帰ってきた」）に一緒に出演しており、ミュージシャンとしては７月３日に初放送されるラッパーのサバイバル番組Ｍｎｅｔ「ＳＨＯＷ ＭＥ ＴＨＥ ＭＯＮＥＹ」に出演する。
２０１１年１１月、長い空白期間を経て戻ってきた彼は「むしろ一人の時に学歴に関する議論が出たなら、家族は傷つかずに済んだのに」と話しながら辛そうな表情を浮かべた。しかし２５日「ＳＨＯＷ ＭＥ ＴＨＥ ＭＯＮＥＹ」の製作発表会で会ったＴＡＢＬＯは一回り成長したような姿だった。一家の主になり、父になったからだろうか。
彼は、「あちこちでディスされるのに慣れた。そういう運命なのかも」とし「だから正直、今では気にしない」と述べた。
ＴＡＢＬＯの心境の変化を窺える部分だ。そのせいか、彼は自分の私生活がありのまま公開される「スーパーマンが帰ってきた」で娘のハルと一緒に出演「お父さんＴＡＢＬＯ」の姿を虚心坦懐に見せている。この番組で、妻のカン・ヘジョンの前ではまるで私たちの父の姿を連想させ、ハルの愛嬌にどうすることもできない姿は「娘バカ」を連想させる。このような彼の素直なアプローチは、大衆の好感度を上げている。
「スーパーマンが帰ってきた」で、人としてのＴＡＢＬＯの魅力を思う存分見せたとすれば、「ＳＨＯＷ ＭＥ ＴＨＥ ＭＯＮＥＹ」ではミュージシャンとしてＴＡＢＬＯの魅力を発散すると見られる。
ＴＡＢＬＯは「ハルは僕がこの番組をやるということを明確に認知していない」とし、「ハルは僕が家を出ると歌いに行くものだと思っている。『最近はお父さんたくさん歌ってる』という風に一人で考えて喜んでくれてるみたい」と話した。
また「仕事があまりないときは、お父さんはこういうのやってるよ、という感じで資料とか見せたけど、今では実際外でやっているのを見せている。忙しくて一緒に遊ぶ時間がなくなるのを嫌がりながらも、お父さんが楽しく働いているのをハルも知っているというのが感じられる」とし、「『ＳＨＯＷ ＭＥ ＴＨＥ ＭＯＮＥＹ』であれ、何であれこういう風に働くのがとても楽しい。祝福だと思っている」と、満足感をあらわした。
ヒップホップのラッパーとして「ＳＨＯＷ ＭＥ ＴＨＥ ＭＯＮＥＹ」で、音楽的な能力を思う存分発揮するであろうＴＡＢＬＯ。２０１４年の彼は、間違いなく仕事と家庭という二兎を得ている。
2014. 6. 26.
