BIGBANGは本当にBIGBANGの尻尾を取るのか

[OSEN=손남원 기자] もし成功した場合、音楽業界に未曾有の出来事として記録されるだろう。同じ歌手が1ヶ月ごとに発表した新曲が音源1位をバトンタッチするという大記録として。
BIGBANGが新曲で尻尾取り挑戦を宣言した。5月1日、3年ぶりに完全体でカムバックしたBIGBANGは、新曲発表1週間前に音源配信チャートで2日連続逆走行に成功、BIGBANG VS BIGBANGの対決を予告している。BIGBANGらしい曲『LOSER』でYGの後輩グループ名のようにまさに「WINNER」としてその地位を強固にしたのである。
5月1日発表したBIGBANGの曲『LOSER』は、24日午前基準、韓国国内最大の音源サイトMelonのリアルタイムチャートで1位を占め、前日に続き逆走行を続けている。音源公開直後、もう1曲の新曲『BAE BAE』と共に20日以上主要音源配信チャートを総なめした『LOSER』は、強力な挑戦者にトップの座を明け渡したかと思ったらすぐに首位の座を取り戻した。
BIGBANGの『LOSER』は、公開直後10の主要音源サイトを総なめし、Melonなどでは数十回もピーク記録を達成した。同時に発表した2曲がそれぞれ1・2位を占め、チャートを掌握したことも最近の音楽業界ではあまり類を見ない現象だと言われている。
それだけではない。『LOSER』は、地上波3社の音楽番組をはじめCATV Mnetの『Mcountdown』やMBCミュージックの『ショー!チャンピオン』などで合計9本のトロフィーを手にするという恐ろしいパワーを見せつけた。特にMBC『ショー!音楽中心』では、放送出演なしで2回連続1位を獲得したが、制作スタッフに目をつけられたせいか(?)今週は首位を明け渡した。
『LOSER』は、一人ぼっちの気持ちを表現した曲。強くないビートにテンポも速くないが、聞くとすぐ「BIGBANGの曲」だということが分かる個性的な曲である。淡々としているが、リズミカルなラップに覚えやすいフック部分が聞く人の耳を魅了する。T.O.P、G-DRAGONが作詞、SOLが作曲に参加し、TEDDYが全般的なプロデュースを行い、作業に力を合わせた。
MVの再生回数も1日100万回以上上昇している。『LOSER』のMVは、発表23日目にYouTube再生回数2330万ヒットを記録している。それを受け、YGは5月23日午後9時公式ブログ上にD-LITE、T.O.P、G-DRAGONとV.Iに続き、T.O.Pの『LOSER』MVのソロクリップ動画をファンに公開した。
2000万ヒット突破を記念して公開されたソロクリップ動画でT.O.Pは白い手袋をはめ、白い布で覆われた部屋から登場、ある女性と向き合う。女性とのスキンシップシーンの後、自分の彫刻像を手で触れようとする彼女を手袋をはめた手で制し、脅かすなど冷たい態度を示す。その後、以前のきれいな姿とは裏腹に全身血まみれになって街をさまよい、号泣するシーンから感じられる空しさと虚脱感はファンの気持ちをくすぐる。
動画を見たファンは「T.O.Pの目がとても切ない」、「すごい感情表現!」、「T.O.Pカッコいい」、「私まで胸が熱くなった」などのコメントを寄せるなど、T.O.Pを熱く応援した。
2015. 5. 24.