『ＳＨＯＷ ＭＥ ＴＨＥ ＭＯＮＥＹ４』一人のラッパーソン・ミンホの真価
[헤럴드 리뷰스타=전윤희 기자] ソン・ミンホはソン・ミンホだった。アイドルグループＷＩＮＮＥＲのメンバーという先入観を持たれていたソン・ミンホは、Ｍｎｅｔ『ＳＨＯＷ ＭＥ ＴＨＥ ＭＯＮＥＹ４』の１次オーディションと２次オーディションを通じてその実力を証明し、アイドルラッパーではなく一人のラッパーソン・ミンホとして存在感を示した。
ソン・ミンホの実力は広く知られていた。ＷＩＮＮＥＲとしてデビューする前、『ＳＨＯＷ ＭＥ ＴＨＥ ＭＯＮＥＹ４』の審査員を務めているＺＩＣＯと一緒にＢｌｏｃｋ Ｂのメンバーとしてデビューする予定だったことも、タグンという名前ですでにデビューしたことも、複数のミックステープを発表し、アンダーグラウンドで活動したということまでも。
その後サバイバル番組『ＷＩＮ』で大手芸能事務所ＹＧ所属のアイドルグループＷＩＮＮＥＲとしてデビューしたソン・ミンホは、やはりアイドルだという理由で偏見を持たれた。そのため、『ＳＨＯＷ ＭＥ ＴＨＥ ＭＯＮＥＹ４』に出演すると知られた時も、期待より懸念の声が高かった。
そこに「悪魔の編集」、「釣り王」で悪名高い『ＳＨＯＷ ＭＥ ＴＨＥ ＭＯＮＥＹ４』製作スタッフの編集により、実力を見せる前から非難の対象になった。初放送では、ＳＨＩＮｅｅのメンバーミンホのニックネームでもある「炎のカリスマ」を歌詞に使う部分だけを切り取って見せただけで、１次オーディションに臨む姿までは公開しなかった。
７月３日の放送でついに公開されたソン・ミンホの実力は、アイドルグループという仮面の外した本物のソン・ミンホのものだった。彼は、１次オーディションで「ＷＩＮＮＥＲで活動する時は、芸能人、またはアイドルグループというカッコいい仮面をかぶっているとすれば、今は『本物の自分』という感じ」だとし、『ＳＨＯＷ ＭＥ ＴＨＥ ＭＯＮＥＹ４』に出演した理由と覚悟を歌詞に盛り込んで合格メダルを手にし、他の参加者から拍手までもらった。
２次オーディションでは、ソン・ミンホの真価がさらに大きく発揮された。余裕が感じられるパフォーマンスを披露したソン・ミンホは、審査員もそして他の参加者までも自分のパフォーマンスに夢中にさせた。
聴衆を圧倒するパフォーマンスを見せたソン・ミンホに対し、パク・ジェボム、ＰＡＬＯＡＬＴＯ、Ｔａｂｌｏ、Ｚｉｃｏなど審査員をはじめ、「どうせ優勝者はソン・ミンホ」だと明らかにしたＢｌａｃｋ Ｎｕｔも皆認めるしかなかった。
その後続く３次オーディション「１対１バトル」でソン・ミンホがまたどのような姿を披露するのか、また、果たして決勝に進出し、『ＳＨＯＷ ＭＥ ＴＨＥ ＭＯＮＥＹ４』で優勝を手にすることができるのか関心が集まっている。
2015. 7. 4.
