BABYMONSTER、誇らしい「YGのDNA」…グローバルな成長

2025-09-05 10:35 am

BABYMONSTERが「YG DNA」を受け継ぐ最年少グループとして、見事な成長ぶりを見せている。2NE1やBLACKPINKが築いてきたYGガールズグループの系譜を継承すると同時に、バラエティやリアリティ番組を通じてより身近にファンと交流し、「新しいYG」の顔として定着している。

これまでYGが排出してきたガールズグループには、共通して堂々とした独自のカラーがあった。多くの新人ガールズグループが明るいコンセプトやイージーリスニング系の楽曲を前面に出した反面、YGはヒップホップと力強いパフォーマンスを基盤に、自信に満ちたメッセージを打ち出すことで差別化に成功してきた。2NE1がステージ上で見せたカリスマ性、BLACKPINKが世界を魅了したガールクラッシュの魅力は、まさにYGガールズグループのアイデンティティを象徴してきた。BABYMONSTERはこのYGならではの色を基盤に、自分たちだけのフレッシュなエネルギーとグローバルな志向性を重ね合わせ、その系譜をさらに広げている。

BABYMONSTERの最大の武器は、何といっても「実力」だ。自社のサバイバル番組『ラスト・エボリューション』を通じて結成された彼女たちは、ラップ・ボーカル・ダンスをバランスよくこなすオールラウンダー的な才能で注目された。韓国人、日本人、タイ人のメンバーで構成された多国籍チームは、文化的なシナジーを最大化し、グローバルなファンダムに広くアピールしている。音楽面でもYGの先輩グループと軌を一にしている。YANG HYUN SUK総括プロデューサーは、BABYMONSTERメンバーの選抜リアリティからデビュープラン、プロジェクトに至るまで全力を注いでいる。どのチームよりもYANG HYUN SUK総括プロデューサーの色が濃く反映された、YGのアイデンティティを見せてくれるチームでもある。

このようにBABYMONSTERは、ヒップホップをベースにしたタイトル曲に自信あふれる歌詞を乗せ、そこに新人らしい覇気を加えることで、YGガールズグループ特有の堂々としたメッセージを継承しながらも、5世代らしいフレッシュな魅力を示している。その結果、BABYMONSTERはデビューから2年も経たないうちにYouTube購読者数が994万人を突破し、フォーブス・コリアが発表した「2025セレブYouTuberランキング」で、ROSÉやBeatfellaHouseに続いて3位にランクインした。4位に入った先輩グループBLACKPINKと肩を並べるほどの成長を遂げている。

BABYMONSTERは、ステージ上でYGガールズグループらしいカリスマと独創性を受け継ぎながらも、ステージを離れるとこれまで以上に親しみやすい魅力をアピールしている。これまで、YGのアーティストたちが神秘主義を貫き、活動を最小限に抑えていたのとは異なり、BABYMONSTERはバラエティやラジオなど多様な舞台で積極的にファンと交流している。『SHEESH』の活動では、JTBC『知ってるお兄さん』に出演し、シングル『Hot Sauce』でカムバックした後にはSBS『ランニングマン』に登場、ステージ上のカリスマとはまた違う、明るく元気な少女らしい魅力を見せた。

さらに、5日に初放送を控えている自社制作のリアリティバラエティ『ベモンハウス』は、ファンとのコミュニケーションを一段と高めるプロジェクトだ。BIGBANGの『BIGBANG TV』、2NE1の『2NE1 TV』、BLACKPINKの『BLACKPINK HOUSE』、TREASUREの『TREASURE MAP』へと続くYGリアリティの系譜の最新作であり、今回のリアリティを通して隠された魅力を余すところなく披露し、フレンドリーさを高めることが期待されている。過去、『BLACKPINK HOUSE』は公開からわずか4か月で再生回数1億回を突破し、アイドルリアリティとしては異例の記録を打ち立てた。久しぶりにお披露目されるYGガールズグループのリアリティバラエティという点でも、グローバルファンの期待は大きい。先月27日に公開されたティーザー映像的な『ベモンハウス EP.0』は603万回再生を突破し、世界中のファンからの熱い反応を証明した。

下半期には、10月10日に発売されるミニアルバム『WE GO UP』を通じて、さらに成長のスピードを加速させる見通しだ。新譜にはタイトル曲『We Go Up』を含む新曲4曲が収録される予定。デビュー後初のワールドツアーも順調に進行中だ。日本公演では実に15万人を動員し、アジア市場での爆発的な人気を証明した。1万人以上のファンが集まったカナダ・トロント公演を皮切りに、第2回目となる北米ツアーの幕を開けたBABYMONSTERは、ローズモントを経てアトランタ、フォートワース、オークランド、シアトルまで、計6都市・6公演を展開する。

このようにステージ上での堂々たる姿と、ステージを離れたときの親しみやすさを同時に見せるBABYMONSTERは、YGガールズグループの伝統を受け継ぎながらも、新しい時代に合ったフレンドリーな戦略を加え、グローバル市場でさらなる飛躍を予告している。「YGのDNA」を受け継ぐ頼もしい末っ子、BABYMONSTERの次なる歩みに注目が集まっている。

2025. 9. 5.