WINNER、その名に値するコンサートを盛況のうちに終了「今年一番幸せな時間…WINNERは永遠に」

2019-10-28 09:54 am
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[OSEN=김은애 기자] WINNERがなぜ「ウィナー」なのか、その名に値するコンサートを行った。公演場を埋め尽くしたファンたちは熱狂し、WINNERは情熱のすべてを注いだ舞台でその声援に応えた。今月26日と27日、WINNERはソウル市芳荑洞にあるKSPO DOME(オリンピック体操競技場)でコンサート「WINNER 「CROSS」 TOUR IN SEOUL」を開き、ずいぶん寒くなった秋の夜を熱く盛り上げた。

WINNERはコンサートの最初から最後まで舞台を掌握した。情熱、感性、興があふれるWINNERの約3時間に近い「連鎖爆撃」(セットリスト)は退屈な間もなかった。

バンドライブの演奏は、さらに豊かになったサウンドで心拍数を上げ、円形の突出舞台を飛び回るWINNERのメンバーたちの華麗なボーカル、ラップ、パフォーマンスの3拍子はファンを興奮させた。

 「CROSS」の意味をかみしめたWINNER

今回のコンサートでWINNERはファンに少しでも多くの曲を聞かせるため、26日は「X」、27日は「+」というサブタイトルのコンセプトを企画した。スパイ役を演じたWINNERがファンの歓声の大きさに合わせて「X」または「+」を選択し、それに合う曲を聞かせるコンセプトだった。

このように、二日間の舞台でアンコールまで含めば約40曲が超える。公演時間の半分に近いセットリストが異なった。WINNERがコンサートの準備にどれほど大きな力を注いだかがわかる部分だ。

特に、WINNERはヒット曲の『EVERYDAY』、『LOVE ME LOVE ME』、『REALLY REALLY』、『EMPTY』などに加え、『SOSO』、『DRESS UP』、『DONT BE SHY』など、ニューアルバム『CROSS』に収録された新曲の舞台をこの日、初めて公開した。「ライブで新曲の舞台を初公開するので、すごく緊張する」といったが、WINNERはものすごい掌握力で公演場を圧倒した。

メンバー別、個々人の力量や魅力が極大化されたソロ舞台も繰り広げられた。HOONYは初の公式ソロ曲『FLAMENCO』と『SERENADE』、JINUは『CALL ME ANYTIME』、YOONは『INSTINCTIVELY』と『WIND』、MINOは『TIGGER』、『BODY』、『FIANCÉ』、『Im Him』、『ROCKET』、『FEAR』をそれぞれミックスして聞かせてくれた。

ジャンルを問わないWINNERの音楽スペクトル、4人のメンバーたちの個性や実力がWINNERとして合わさったとき出るシナジーをファンたちはそのまま実感した。

「離別は永遠にX、私たちの思い出は+」ファンのスローガンに「感動」

全く新しくなったコンサートは6年という時間を共に過ごしたWINNERの足跡や成長を一目で確認できる時間でもあった。

WINNERがファンソング『MOVIE STAR』を歌うと、観客たちは一斉に携帯電話のフラッシュをつけるイベントで壮観を演出した。また、2013年に放送されたサバイバル番組『WINER』でWINNERを誕生させた舞台『DONT STOP THE MUSIC』を披露したWINNERの様子に、ファンたちは思い出に浸かって感動を反芻した。

それ以上盛り上がることもできなさそうだったコンサートは、エンディング曲『LA LA』が流れると、雰囲気はもう一度絶頂に達した。観客たちはスタンディングや座席に関係なくみんな立って応援棒を振り、会場を青色で染めた。

予定された舞台が終わると、ファンたちは「離別は永遠にX、私たちの思い出は+」という才気あふれるフレーズが入ったプラカードを手にもって、WINNERのアンコール舞台を「合唱」で召喚し、WINNERはファンの声援に応えながらさらに熱く疎通した。

WINNER、ファンに対する真心を伝え「感動」

WINNERはファンに対し、真心から感謝の気持ちを伝えた。

MINOは「二日間忘れられない思い出を作ってくださり感謝する。その思い出が僕たちだけでなく、皆さんと一緒に作り、共有している思い出でありさらに大切だ」と格別な感想を述べた。

それに続き、YOONは「今回のコンサートを準備しながら6年前の練習生に戻ったような気分だった。それほど情熱的に準備した。INNER CIRCLEに感謝し、家族になってくれたメンバーたちに心から感謝している」と感謝の気持ちを伝えた。

「今回のコンサートが、今年一番幸せな時間だった」と口を切り出したJINUは「コンサートに来たすべてのファンと一緒にいる時間がとてもいい。僕に大きな力となる。感謝する」とファンに感謝の言葉を伝えながらどっと涙を流した。

HOONYは「今年のいかなる困難もWINNERの名前のように機会にできる時間だった」とし、「INNER CIRCLEという大きな垣根が心強い。『WINNER』という名前は永遠になる」とファンと約束した。

国内のファンを熱狂させたWINNERは、ニューアルバム『CROSS』の活動とともに、台北、ジャカルタ、バンコク、クアラルンプール、マニラ、シンガポールなど、アジア7都市と続くアジアツアーの準備に拍車をかける予定だ。

2019. 10. 28.