「YG Family」、熱い、華麗だ!…歴代級の公演[総合]

2014-08-16 05:58 pm

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[OSEN=선미경 기자] ワールドスターPSYから、グループBIGBANG、2NE1、EPIK HIGH、そしてデビューして間もないWINNERまでYGの力が感じられた。時にはぞれぞれ、そしてまた一緒に披露した舞台は観客を楽しませた。YGファミリーのアーティストが勢ぞろいだっただけに、見所満載の多様で熱い舞台は、観客を熱狂させるに十分だった。

YGファミリーは15日午後、ソウル蚕室(チャムシル)総合運動場主競技場で開催された「AIA REAL LIFE:NOW FESTIVAL 2014」のヘッドライナーとして招待され、初日の公演の有終の美を飾った。

この日の公演の最初のバッターは2NE1だった。2NE1が『CRUSH』に合わせて登場すると、観客の歓声は高まった。2NE1は『CRUSH』『FIRE』『COME BACK HOME』『GOTTA BE YOU』の舞台を披露し、公演はさらに熱気を帯びていった。また久しぶりに4人そろって韓国での舞台に立っただけに、ファンへの挨拶も忘れなかった。CLは「久しぶりのソウルでの公演、とても楽しいです」と述べ、BOMは「会いたかったです」と感想と述べた。またDARAは「最後まで楽しんでください」と、MINZYは「今日、反応とても良いですね、最後までこの調子で行きましょう」とファンに挨拶をした。また2NE1は、公演の後半部に『I AM THE BEST』『SCREAM』『CAN‘T NOBODY』の舞台を連続して披露した。

EPIK HIGHは『FLY』『Umbrella』『LOVE LOVE LOVE』の舞台を披露。中でも『Umbrella』は、楽童ミュージシャンのイ・スヒョン、『LOVE LOVE LOVE』は2NE1のメンバーDARAと一緒に歌い、注目を集めた。イ・スヒョンとDARAはそれぞれ自分たちのカラーでその歌を歌いこなし、原曲とはまた一味違う舞台を見せた。TABLOは観客に「こんばんは」と挨拶をしてから、一緒に舞台を披露したイ・スヒョンのために、観客に拍手を誘導した。

新人グループWINNERのデビュー舞台も続いた。『GO UP』に、デビューアルバム『2014 S/S』のタイトル曲『empty』、そして『SMILE AGAIN』を歌った。ワイヤーに乗って空中から登場したWINNERは、新人だとは思えない舞台を披露した。WINNERが登場すると、ファンの歓声はさらに高まった。WINNERは長い間準備しただけに、デビュー舞台であるにも関わらず彼らならではの余裕あふれる姿とパワフルかつ華麗なパフォーマンスを見せ、観客を集中させた。中でも『empty』の舞台は、その曲のようにWINNERの感性をよく活かした舞台となり、新しい魅力を感じられた。

舞台を終えたメンバーは、デビューの感想を述べた。カン・スンユンは「WINNERという名前で初めて皆さんの前で舞台に立ったのですが、一緒に楽しんでくださって本当にありがとうございます」

と、キム・ジヌは「色々な出来事があったのですが、夢のような時間を現実にしてくれて心から感謝してます」と挨拶をした。また、イ・スンフンは「僕たちも、この舞台に立つまで長い時間がかかりましたが、ついにデビューしました。YGファミリーで末っ子の立場ではありませんが、最後に出たグループなので可愛い姿をお見せするよう努力します。これから、もっと頑張るWINNERになります」と述べた。

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ソン・ミンホは「この場に立つまで、多くの方々が助けてくれました。これからもよろしくお願いします」と、ナム・テヒョンは「お待たせしました!本当にありがとうございます。長い間待った分、お応えできるようこれからもっと頑張ります」と感想を述べた。最後にカン・スンユンは「WINNERという名に相応しいグループになれるよう努力します」と、覚悟を伝えた。

そして、5人が揃ったBIGBANGが登場するとスタンディング席は黄金に染まった。BIGBANGは『HARU HARU』を皮切りに『BAD BOY』『FANTASTIC BABY』など多様な舞台を見せた。BIGBANGが登場すると、観客は王冠模様の黄色い夜光棒を付け、エールを送った。暗くなった空に、黄金の波が輝いた。

今年初めのコンサート以来、久しぶりに5人揃って舞台に立ったBIGBANGは、特有のベテランらしい姿で舞台を披露し、黄金の波と観客の歓声はさらに高まっていった。舞台を終えたG-DRAGONは「久しぶりの公演なんですけど、とても嬉しいです。美しい夜ですね」と観客に挨拶をした。T.O.Pは「今日YGが準備した楽しい公演を見ながら、良い思い出作ってください」と述べた。また、V.Iは会場を訪れた海外ファンのために各国の言語で挨拶をし、注目を集めた。BIGBANGは『TONIGHT』『Lie』『My Heaven』などの舞台を追加的に披露し、客席を埋め尽くした観客の熱い反応に応えた。

PSYの登場で歓声は一際大きくなり、会場もさらに熱くなった。彼は『RIGHT NOW』で公演を初め、『CELEBRITY』『It‘s Art』『FATHER』『GENTLEMAN』『CHAMPION』『江南スタイル』の舞台を披露した。今回の公演でも、期待していた『HANGOVER』の舞台はなかったが、PSYはいつも通り体を張った情熱的な舞台で観客の声援に応えた。

PSYの舞台は言葉通り「熱狂の坩堝」だった。スタンディング席を埋め尽くした観客は、PSYの全ての言葉に反応した。PSYは「僕の公演が終わってからも、まだまだ残ってます。顔色が悪いようですけど、疲れましたか?もっと遊べますか?」と話し、「最後まで、惜しみなく、残さず、後悔しないように、自分のために、自分が自分を感動させる時間になるよう、空高く飛びましょう。疲れたら負けです。楽しむことが勝つことです」と叫びながら、観客の反応を誘導した。

PSYの応援、そして情熱あふれる舞台に、観客は長時間続く公演にも疲れる間もないほど楽しんだ。客席のあちこちでPSYの歌を一緒に歌いながら楽しむ観客の姿が視線を引いた。公演の王らしく、PSYが観客と触れ合い彼らの歓声を誘導する姿は、余裕があふれていた。PSYの公演では観客の「群唱」も聞こえた。PSYは『FATHER』を歌ったとき観客の方にマイクを向け、観客は一つになって歌い、PSYと一緒に公演を作っていった。

この他、楽童ミュージシャンやイ・ハイ、「WIN」のTEAM Bも多様な舞台を準備した。楽童ミュージシャンは『Give Love』と『200%』を歌い、大きなステージにも余裕ある姿を見せ、イ・ハイは先輩歌手との色々なコラボステージはもちろん、ソロ曲『ROSE』を熱唱し、拍手を受けた。TEAM Bは、WINNERと一緒に舞台に立っただけでなく『Climax』で彼らなでの舞台も披露した。

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この日YGファミリーは多様なコラボレーション舞台で楽しさを増した。まず、WINNERは「WIN」で競合を繰り広げたTEAM Bと共に『JUST ANOTHER BOY』の舞台を見せた。競争ではない、合同舞台で注目を集めた。G-DRAGONはCLと『THE BADDEST FEMALE』を『THE BADDEST MALE』に変えた特別な舞台を完成させただけでなく、『MTBD』舞台も観客から熱い反応を受け、より楽しい公演となった。

次いで、G-DRAGONはV.Iと共に『CRAYON』の舞台を披露し、また一味違う魅力で視線を引いた。T.O.Pは、ソロ曲『DOOM DADA』をソン・ミンホ、DARAと一緒に披露した。また、D-LITEとカン・スンユンが2NE1の『UGLY』の舞台を、SOLとTEAM Bが『RINGA LINGA』の舞台を完成させ、楽しさを増した。

それだけでなく、MINZYはイ・ハイと『1,2,3,4』を、2NE1は全員でイ・ハイと『IF I WERE YOU』を歌い、YG所属歌手の絶妙なハーモニーを見せた。また、SOLはEPIK HIGHと一緒に『Eye、Nose、Lips』を披露したのだが、TABLOは以前『Eyes、Nose、Lips』のカバー映像を公開し話題となった。続いてEPIK HIGHはBOMと『UP』の舞台を、TUKUTZ、WINNER、TEAM Bが一緒に『Phone Number』『Hot』『High High』を披露した。

今回のコラボレーション舞台は、YGファミリー間の深い情を感じられ、一層魅力的だった。先輩・後輩が一緒に舞台を披露することで、より熱気を帯び、観客にはより多様な楽しさをプレゼントすることが出来た。

また、アンコール舞台としてYGファミリーが一緒に舞台に立ち、ヒット曲を歌った。彼らは『GO AWAY』『FANTASTIC BABY』『江南スタイル』を歌い、公演の幕を閉じた。ファンは、最後まで会場から離れずYGファミリーの華麗で情熱的な公演を楽しんだ。4時間余りにわたって行われた長い公演であるにも関わらず、最後まで疲れた様子が全くないほど熱狂的だった。

グループそれぞれの舞台から先輩・後輩のコラボレーション舞台まで、4時間の間、計50曲を歌ったYGファミリーの公演は歴代級の舞台だった。BIGBANGのファンも、2NE1のファンも一緒に楽しめる多彩な舞台が設けられ、観客が一緒になって遊べる場でもあった。久しぶりにメンバーが全員揃ったBIGBANGと2NE1、そしてYGで日に日に成長しているWINNERと楽童ミュージシャンなど数多くのアーティストに会うことができ、楽しさは倍になった。華やかな照明、きちんとまとまった構成、美しい花火、レーザーなどの特殊効果も公演の見所だった。

中でも何より目を引いたのは、観客との時間を楽しむ舞台の上のアーティストの姿だった。PSYが自由自在に観客の歓声を誘導しベテランらしい姿を見せ、BIGBANGが華麗なパフォーマンスを、また2NE1の情熱的な舞台などが観客の心を鷲づかみにした。舞台を楽しみ、観客と触れ合う、YGファミリーの歴代級の公演だった。

2014. 8. 16.