WINNER is WINNER、伝えられなかった1年5ヶ月間の話 [インタビュー一問一答]

2016-02-01 02:59 pm
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[OSEN=정준화 기자] 「WINNER is WINNER」であり、「WINNER=WINNER」である。カムバックと同時に1位を総なめし、トップアーティストであることを立証したことからも「WINNER」であり、他のチームは思い出せない程ユニークな個性をはっきりと表していることからもWINNERはWINNERそのものである。

約1年5ヶ月ぶりのことだ。久しぶりにカムバックしたWINNERがYGエンターテインメントの2016年初走者として砲門を開いた。同日0時新発売されたミニアルバム『EXIT:E』を公開し、音楽業界に本格的にカムバックした。

成績はやはり「チャート総なめ」。WINNERの新曲『BABY BABY』は韓国最大の音源配信サイトMelonを始めGenie、Olleh、Naver、Soribada、Bugsなど主要音源チャートでリアルタイム1位を記録した。また、もう1曲のタイトル曲『SENTIMENTAL』もMnet.com1位を始め、複数の主要音源配信サイトで2位を記録、2曲ともチャートを総なめしている。その他、『IMMATURE』、『I‘M YOUNG』などの収録曲も上位にランクインし、見事な成績をおさめている。

久しぶりのカムバックであるためこれまでの話や作業過程などが気になった。アルバム公開と同時に1位を占めた感想からライバルのiKONに関する話、そして先輩グループのBIGBANGについて遠慮なく質問し、その質問についてWINNERは率直に答えた。

次はアルバム発売当日ソウル麻浦区西橋洞のあるカフェで行われたインタビューの一問一答である。

‐カムバックした感想は?

「1年5ヶ月ぶりにアルバムを出しました。とても感激してますし、過去1年5ヶ月のことが走馬灯のように過ぎていきます。昨日もVアプリ放送をしながら少し胸が熱くなりました。感慨深いです。1年5ヶ月間待ってくれたファンに感謝しています。活動休止期間の間ただ休んだだけでなく、気持ちが伝わる音楽を作るよう長い時間を費やしました。さらに強くなったアルバムで帰ってきました」(KANG SEUNGYOON)

‐これまでは何をして過ごしてたんですか?

KANG SEUNGYOON:「ずっと作業と練習をして、ウェブドラマも一本撮影しました」

NAM TAEHYUN:「ギターを習い始めました。楽器のレッスンも受けて個人活動もしました。そしてほとんどの時間は作業室にこもっていました」

SONG MINHO:『SHOW ME THE MONEY4』に半年以上を費やしました。それからずっと曲作業をしながらアルバムの準備をしました」

LEE SEUNGHOON:「毎日曲作業をしました。寮でプライベートな時間を過ごしたりもしました」

KIM JINWOO:「外国語の勉強をして、ドラムレッスンやボーカルレッスンも受けて日に日に発展していく姿をお見せするために一生懸命準備し、とにかく元気に過ごしました」

‐音源チャート1位を総なめしましたが…。

「1位になったことについて感謝している一方でそれを謙虚に受け止めてます」(KANG SEUNGYOON)

「今回2曲を作ったんですが、必ず1位をとりたいと思って作ったわけではありませんでした。順位は気にしていません。しかし、やはり人間なので良い成績を収められるのではないかと…かなり緊張しました。メンバーたちもスタッフのみなさんもとても苦労したので。それを考えると順位は気にしていないとは言えませんね」(NAM TAEHYUN)

‐歌詞や曲を作った時、特に集中した部分がありますか?

「本当の気持ちを表現しようとすごく努力しました」(NAM TAEHYUN)

‐デビューアルバムがヒットしてプレッシャーもあったと思いますが…。

「評価というのはとても主観的なものなので…前回のアルバムに満足しているのかと言いますと、確かに成績は良かったのですが、1曲1曲全て満足のいく結果物であったわけではないと思います。足りなさを感じたからこそ曲作業にさらに精を出しました。1年5ヶ月の活動休止期間はある意味僕たちには良かったと思います。時間がかかっただけ成長して良い音楽を作れたと思います。僕たちなりには前より少し成長したのではないかと思います。(KANG SEUNGYOON)

‐作業はどんな形で進めていますか?

「作業をする時は何も決まっていることはありません。曲作業をする時何か制限を設けて線を引いてしまうとその中に閉じこもってしまうのでそんな基準は設けません。皆それぞれ気の向くままやりたいことをやるだけです」(SONG MINHO)

‐WINNERはどんな個性を持っていると思いますか?

「僕たちの個性とおっしゃいましたが、僕たちは何かわざとらしいことをしたり、トレンディなことを流行らせたり、そんなことがしたいとは思いません。メンバーたちが作業する姿を見ると自分が考えたことや素直な気持ちをなるべく溶け込ませようと頑張っていると思います」(NAM TAEHYUN)

「ある日突然ヒップホップとかダンスに挑戦するかもしれません。独特の個性とか決めつけて作業しているわけではないので」(KANG SEUNGYOON)

‐『BABY BABY』のカバーにとても有名な歌手が参加しましたが、プレッシャーなどは感じませんでしたか?

「とても心配しました。心配でなりませんでした。とても有名な方々ですし、実力もすごくて…実は正直申し上げますと歌は僕の方が下手だと思います。カバー曲が公開された時とても心配しました。先入観ができてむしろ皆さんが反感を覚えてしまうのではないかと…結果的には僕たちの曲を広く知らせるきっかけになったので感謝しています」(KANG SEUNGYOON)

‐今回はパフォーマンスも見れるのですか。

「『SENTIMENTAL』は面白いパフォーマンスをお見せしたくて振り付けもご用意しました。これから数日後初放送に出演しますが、その時お披露目できると思います。必ず見てください。家でセンチメンタルな時踊るとストレスが吹き飛ぶはずです。ただ、一人の時にだけ踊ってください」(NAM TAEHYUN)

‐『EXIT』はどんなプロジェクトですか?

「まだ僕たちもよく分かりませんが、『EXIT:E』アルバムを発売したのでこれから3枚のアルバムが追加で発売されると思います。ミニアルバムの形で今年1年は全力でやっていきたいと思います。さらに多様な姿をお見せしようというプロジェクトです。曲とかはまだはっきりと決まっていません。それまで良い曲を作るために頑張っています。具体的なことは後日お話し致します」(KANG SEUNGYOON)

‐iKONの活動を見てどう思いましたか?

「実は皆とても仲よしです。しかし外から見るとライバルですよね。僕たちは善意の競争をするグループです。最近iKONが韓国で単独コンサートを開催しましたが、単独コンサートの話を聞いて心の中では羨ましいなと思いました。しかし、いざコンサートが始まってそのパフォーマンスを動画で見ましたらカッコよかったです。言葉が出てこないくらい。iKONが先にコンサートを開催して僕たちがその後コンサートをして…結局ウィンウィンするのだと思います。ちなみに僕たちも単独コンサートが予定されています」(KANG SEUNGYOON)

‐YANG HYUN SUK社長からサポートしてもらいましたか?

「とてもご配慮頂いて感謝しています。MVのストーリーまで社長にたくさんご意見を頂いて…。そのおかげでよりクオリティの高い結果物が出て来たと思います。自然に良い姿を見せろと言われたことが記憶に残っています」(NAM TAEHYUN)

‐NAM TAEHYUNさんのソロ曲『I‘M YOUNG』はどうやって出てきた曲ですか?

「本当の気持ちを表現した曲です。実はアルバムに収録するつもりではなかったんですが、社長がたまたま聞いてセレクトされました。けっこう前に作った曲なんです。最初「NAM TAEHYUNソロ」だと書いてあったのを見てびっくりしました。その時は怖いと思いました…。僕の率直な気持ちを綴った曲が世の中に出るということが怖かったです。しかし、考えて見たら本当の気持ちを表現した曲であって気持ちは伝わるんだなと思いました」(NAM TAEHYUN)

‐作詞にもメンバーたちが直接参加したということですが…。

「『天井ばかり見ている』みたいな歌詞はリアルです。センチメンタルな時家で天井を見上げている時感じた感情です。数多くの何かを描くとき…歌詞は全て経験に基づいています。活動休止期間の間一日中家にいて外に出かけると人の視線が気になってしまう時もあってすごく寂しかったんですけど、誰かに助けを求めたいそんな気持ちを歌詞に盛り込みました。

「1stアルバムを出した時は若かったですし、経験も少なくて想像がたくさん入ってました…まるで小説家になったような気持でしたが…今も想像を入れて歌詞を書いていますが、前よりはもっと自分の本当の経験や感情を表現できるようになったと思います。そのような面から成長したのではないかと思います」(SONG MINHO)

‐LEE SEUNGHOON・KIM JINWOOさんはソロ曲を出してみたいと思いませんか?

「社長からそこについて言われたことがあります。とにかく曲をたくさん作るようにと…。実はすでに作ったものもあります。残りの「EXITプロジェクト」のソロ曲で個人の曲をお見せできるチャンスができると思います。メンバーたちのソロ曲があればコンサートでも多様なレパートリーができるので…この後発売されるアルバムでは多分そういった部分もご確認頂けるのではないかと思います」(LEE SEUNGHOON)

‐所属事務所の先輩グループBIGBANGは音楽的な影響を及ぼしていますか?

「作業する時影響を受けているのかといいますとそれはよく分かりません。しかし、いつも先輩たちからインスピレーションを受けています。先輩として会社の歩むべき道を開いたということもありますし、尊敬するアーティストであり、いつも発展していることが素晴らしいなと思います。現状に止まらず10年間発展する姿を見せてきたのが大きなインスピレーションを与えてくれるんです。音楽的にももちろんそうですが、現状に止まらず成長していることからもたくさん影響を受けています。(KANG SEUNGYOON)

「BIGBANG先輩の音楽にこだわってしまうと真似するようになる。社長から言われたことは君たちは君たちの音楽をやれということでした。実は最初はYGらしさを出させられる可能性もありました。BIGBANGらしい、ヒップホップっぽい音楽を要求したこともあります。しかし、僕たちならではの曲を作ろうと努力しましたし、社長からも君たちの音楽をやるのがもっと似合うと、そっちの方が皆さんに好きになってもらっていると思うと言われました」(NAM TAEHYUN)

‐SONG MINHOさん、「YGの背甲を引き剥して」という歌詞が話題を呼びましたが…。

「YGの背甲を引き剥してというのは僕の覇気や決心を表現した歌詞です。だといって契約を解除したりするわけではありません。会社の力を借りずに自分の力で何とかやって行きたいという意味です」(SONG MINHO)

‐SONG MINHOさん、『SHOW ME THE MONEY』は大変だったのでは?

「本当に辛かった時もありました。それため準決勝でFearという曲が出てきたと思います。メンバーたちと家族から元気をもらいました。僕が頼れるのは皆しかないので。たくさん元気をもらって音楽に責任感を持って臨むようになりました」(SONG MINHO)

2016. 2. 1.