[MUSIC TALK TALK] AKMUが触れる「思春期」感性
[OSEN=선미경 기자] 今回は思春期だ。10代の疾風怒濤の時期ではなく、全世代にやってくる思考の思春期。AKMUは今回も音楽ファンの感性を見事にくすぐる準備を整えた。
AKMUは来月4日、1年6ヶ月ぶりに新アルバムを発表する。今回発売するアルバムのタイトルは『SPRING』だ。また、制服姿で撮影したティーザー写真まで公開し、期待を高めている。元気で明るい音楽で人気を集めているAKMUのカムバックも嬉しいが、彼らが今回はまたどのように音楽ファンの感性に触れるのか、どんな新しい音楽を仕上げたのか楽しみである。
AKMUはこれまでLEE CHANHYUKの自作曲でアルバムを構成した。デビューアルバム『PLAY』では独特の元気で明るい感じと共に重みのある曲を披露し、シングルアルバム『時間と落ち葉』では深い感性を伝えたAKMUである。SBSオーディション番組『K-POPスター』シーズン2出演当時から魅力的な自作曲を披露してきた彼らのことだからこそデビュー以後の活動休止期の間どんな曲を作り上げたのか期待は高まるばかりだ。
『SPRING』をタイトルとして掲げている今回のアルバムは本を主なオブジェとした。誰もが感じられる思考の思春期をテーマに世の中に足を踏み入れる彼らが経験したことを綴ったアルバムである。初々しくて純粋な感性、そして今回は一層成長したミュージシャンの姿も見られるという。
AKMUの音楽は彼らが直接作業するだけに特別な意味を持つ。まず、彼らが直接書いた自分たちの物語だということ、そして同じ年頃の友達の話でもあり、その独特の感性が全世代にウケるようにする能力などが挙げられる。『On The Subway』や『Hair Part』、『Little Star』、『Artificial Grass』のような日常の素材を独特のセンスで表現し、平凡でありながらささやかな感性で聴き手の心を安らかにし、笑顔にする。そのため、さらにAKMUの曲を求めるようになる。
新アルバムでもきっとAKMUのこのような強みがうまく発揮されたと見られる。思春期というテーマでAKMUならではの純粋な感性、そして深みのあるソウルまで。その特別さ楽しみである。「どうせ5月はAKMUの月」だと言われるほど、すでに彼らに対する信頼は強固であるが、その信頼を確信へと変えるAKMUの音楽がさらに待ち遠しい。
2016. 4. 25.