[歌謡焦点]「YGの計画通り」…JENNIE・MINOの同伴活躍
[CBS노컷뉴스=김현식 기자] 「OK、計画通り進んでる」Mnetヒップホップサバイバル『SHOW ME THE MONEY777(トリプルセブン)』で名を知らせたヒップホップ界のヴォルデモートと呼ばれるマミソンの曲『少年ジャンプ』の歌詞の一部だ。
それは、最近YGエンターテインメントのYANG HYUNSUK代表プロデューサーが言っていることかもしれない。ソロデビューしたBLACKPINKのJENNIEとWINNERのMINOが大きく活躍しているためだ。
先に出撃したのはJENNIEだった。JENNIEは11月12日デビュー以来1stソロシングルの『SOLO』を公開した。所属事務所のYGエンターテインメントが「BLACKPINKのメンバー4人が全員ソロ曲を発表する予定だ」と明らかにした中、スタートを切ったJENNIEは出撃と共に強い存在感を示した。
BLACKPINKとデビュー当時から作業をしてきたプロデューサーTEDDYが作業した曲であり、ポップ的な要素が程よく加わっているヒップホップ曲『SOLO』は、公開当日韓国の主要音源チャートで1位を占め、海外のiTunesチャートでもいい成績を収めた。
その後音源強者の出撃が続いたが、勢いは衰えず、JENNIEは『SOLO』でロングランに成功し、ガオンチャートウィークリーデジタル及びストリーミングチャートで2週連続1位(45、46週目)を占めた。
MVも大人気だ。「人間シャネル」と呼ばれるJENNIEの美しさを楽しめる『SOLO』のMV再生回数は11月30日午後現在、8800万回を突破した。ダンスバージョン動画まで合わせた再生回数は1億回以上に上る。
JENNIEがソロ歌手として好スタートを切り、BLACKPINKの他のメンバーROSÉ、JISOO、LISAのソロ出撃に対するファンの期待は大きく高まった。また、K-POPガールグループトロイカと呼ばれるトレブル(Twice、Red Velvet、BLACKPINK)のメンバー中で一番先にソロシングルを出し、目を見張るような成果を出したことも注目すべきところである。

WINNERのMINOの活躍も印象的だ。MINOは11月26日1stソロアルバム『XX』を発売し、タイトル曲の『Fiancé』で韓国の主要音源チャートと海外iTunesチャートで1位を獲得することに成功した。一日前の11月29日韓国最大の音源配信サイトMelonのデイリーチャートでMINOの『Fiancé』が1位を、JENNIEの『SOLO』が2位となり、注目を集めた。
2015年『SHOW ME THE MONEY5』で準優勝に輝き、実力を認められたMINOは今回のアルバムに収録された12曲全曲の作詞、作詞に参加し、これまで伸ばしてきた音楽的な能力をとことん披露した。
12曲の中でタイトル曲として選ばれた『Fiancé』は70年代の人気歌謡『昭陽江娘』をサンプリングしたヒップホップ曲であり、恋しく思う対象を「女」と「青い鳥」に喩えて表現した歌詞と聴き慣れていて洗練されたメロディが特徴的である。
同曲は5日間韓国の主要チャートで1位を守り、「ロングラン」の兆しが見えている。MINOが放蕩な王を演じる強烈な色味のMVも人気を集めており、1千万ビュー突破を目の前にしている。
アルバムの全曲を作詞、作曲したことだけでなく、MVのコンセプト、アルバムパッケージング、プロモーションの方向設定などに直接参加したということからMINOのこのような活躍はさらなる大きな意味を持つ。MINOは今回のアルバムでソロミュージシャンMINOの価値を自ら証明したのである。
音楽評論家のムン・ヨンミン(筆名ミミョ)は、「チームの認知度向上に大きな影響を及ぼしたメンバーであっただけにJENNIEとMINOは二人ともそもそもソロ歌手として成功可能性が高かったと思う」とし、「二人の成果は韓国活動があまり多くなく、『ブースト』が必要だったBLACKPINKとWINNER、さらに二つのチームを2NE1とBIGBANG波に成長させたかったYGにとっても非常にいいことだと言える」と評価した。
2018. 11. 30.