「花よりWINNER」のシン・ヒョジョンPD、「YGも知らなかった拉致、2ヶ月間準備した」(インタビュー)

2017-11-14 12:15 pm
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[이데일리 스타in=김윤지 기자] これほど大きなことになるとは思わなかった。今月7日に初放送されたケーブルチャンネルtvNバラエティ番組「新西遊記外伝-花より青春WINNER編」(以下「花よりWINNER」)に対する話だ。

「花よりWINNER」は今年8月に終了した「新西遊記シーズン4」から始まった。いわゆる「ソン指」事件以降、ナ・ヨンソクPDはメンバーそれぞれの願い事を叶えてくれることにした。MINOは、WINNERのメンバーと出演する「花よりWINNER」を提案した。以降、メンバーたちが全てのドラゴンボールを揃えて願い事は現実化した。

興味深いスタートだった。以前の「花より青春」はドッキリで始まった。出演者たちは自分の出演事実に気付かれないまま制作陣に「拉致」されて飛行機に乗った。しかし、WINNERは違った。WINNERだけでなく視聴者みんなが「花よりWINNER」を待った。WINNERを騙さなければならない制作陣とそんな制作陣を疑うWINNERとの神経戦が繰り広げられた。

結果は制作陣の勝利。今月7日の放送で、WINNERのメンバーたちは自動車CFだと思い込んで囚人服姿で免税店のショッピングバックを手に持って西オーストラリアに向かった。所属関係者たちの積極的な協力があって可能なことだった。

その中心には共同演出のシン・ヒョジョンPDがいた。2年近く休まず走ってきたシンPDは今回の「花よりWINNER」で「外伝」の定義を新しくした。電話インタビューに応じた彼女は「WINNERのメンバーたちにとって長く記憶される思い出になってほしい」とし「彼らの旅行を見守ってくださる視聴者たちにとっても面白い番組になってほしい」と希望した。

―今回のドッキリの成功可否がたくさん注目された。主なアイデアの提供者は誰か。

△皆で悩んだ結果だ。決定的にWINNERのマネージャーさんたちの力が大きかった。随時連絡を取り合いながらWINNERのメンバーが油断しているかどうかをチェックした。計画の素案はこだった。スケジュールが終わった後、ナ・ヨンソクPDがハンドルを握って空港へ連れて行くという内容だった。しかし、ほとんどの人がそれを予想していた。実際、WINNERもスケジュールごとに緊張していたと聞いた。そのため、ないことにした。マネージャーさんたちの話によると、WINNERはそもそも番組やCF活動が多くないため、あのようなスケジュールのとき嬉しくなって疑いが消えていくと聞いた。そのため、自動車CFの計画を推進した。4人を同時に騙すことが簡単ではなかった。主にYGエンターテインメントのマネージメントチーム、広告チーム、スタイリストの力を借りた。

―番組に出たように、YGエンターテインメントのYANG HYUN SUK代表も知らなかったそうだ。

△マネージャーさんたちの中でも室長レベルをのぞいて皆を騙す必要があった。組織には報告体系があるが、その方々もやむを得ず嘘をつき続けなければならなかった。周りでずっといつ撮影に行くのか聞いてくるから、嘘で答えるしかなかった。それが一番大変だったと。出国当日に知った人も多かった。

―準備期間はどの程度あったか。

△2ヶ月程度だ。「新西遊記4」の撮影を終えて韓国に帰ってすぐ準備を始めた。皆苦労した。帰国すると同時にマネージャーさんたちに会って会議をした。番組に出た部分はごく一部に過ぎない。ずっと連絡を取り合いながらばれそうな計画はやめて、油断するような要素は取るという方式で準備した。

―現場で最も当惑したWINNERのメンバーは誰か。

△MINOだ。(「新西遊記」を2回も一緒に撮影したにも)ナ・ヨンソクPDに気付かなかった。他のメンバーたちは「ああ~」と驚いたが、MINOだけが後で驚いた。MINOの隣の椅子にHOONYが座っていた。MINOがナPDを初対面の人のように見ていると、HOONYは「ナ・ヨンソクPDではないか」とちょっと首をかしげたという。MINOは前日までずっと嘘をつかれた。「カン食堂」についてともに議論し、その前日も「カン食堂」のために制作陣と打ち合わせをした。不本意ながら最もたくさん嘘をつかれた。

2017. 11. 14.